ヒント: Portfolio Serverの「カタログ」フォルダ内(またはそのエイリアス)にあるカタログは、Portfolio Serverアプリケーションが起動したときに自動的に公開されます。
カタログをPortfolio Serverから公開する(ユーザーが使用できるようにする)には
「サーバーを管理」ダイアログボックスを開きます(「ファイル」メニューから「サーバーを管理...」を選択し、リストからサーバーを選択して「管理...」を選択)。
「公開...」をクリックします。
サーバー管理ダイアログボックスにはPortfolio Serverで使用可能なカタログのリストが表示されます。
または
Portfolio Serverからアクセス可能なフォルダやボリュームを参照して、公開するカタログを指定します。
「カタログ」フォルダ内にないカタログでも公開することができます。
公開するカタログを選択して、「公開...」をクリックします。
これでPortfolioユーザーがこのカタログを使用できるようになります。
注意: カタログがはじめて公開されたときにPortfolioユーザーがアクセスすると、自動的に管理者モードで開きます。 カタログを複数のユーザーが利用できるようにするには、はじめにカタログを開いたユーザーがカタログを閉じるか、管理者よりも低いアクセス権(発行者、編集者、閲覧者のいずれか)に設定してください。
カタログ公開に関する注意事項
Portfolio 3.0のカタログ: Portfolio Serverは、Portfolio 3.0のカタログを公開することはできません。 Portfolio 3.0のカタログを使用するには、はじめにPortfolio 5.0アプリケーションでカタログを変換してください。
カタログ化できない場合: Portfolio ServerはPortfolioアプリケーション(ファイル共有を使って)または別のPortfolio Serverで使用されているカタログや、ロックされているカタログ、およびロックされているボリュームにあるカタログを公開することはできません。
Portfolio Serverと元の画像: システム標準のファイル共有機能によるPortfolioカタログの共有の場合と同様に、Serverは元のファイルは使用せず、カタログ化されたアイテムのレコードのみを公開します(「Portfolioカタログについて」を参照)。 これは、クライアントマシンが元のファイルを必要とする機能、たとえば「プレビュー」(アイテムのカタログ化を行った際に「プレビューを作成」のオプションが有効になっていない限り)、「コピー」、「オリジナルを移動」、「オリジナルの名前を変更」などを実行するには、ファイルシステムを通じて元のファイルにアクセスする必要があることを意味します。
MacintoshとWindowsの混合した環境におけるファイル共有のヒントについては、「ネットワーク上でのPortfolioの使用」を参照してください。
Serverのポート番号: Portfolio Serverは、ポート番号2903を使用して動作します。 ほかのアプリケーションとの競合を避けるには、ほかのサーバーソフトウェアがサーバーマシンでこのポートを使用しないようにしてください(このポート番号を使用するほかのアプリケーションは現在までに報告されていません)。 企業のファイアウォールを通じてサーバーにアクセスしようとしているクライアントがある場合には、ネットワーク管理者に依頼して、このポートがファイアウォールを通過できるようにしなければならない場合があります。
Portfolio Serverのカタログの公開を中止するには
「サーバーを管理」ダイアログボックスを開きます(「ファイル」メニューから「サーバーを管理...」を選択し、リストからサーバーを選択して「管理...」を選択)。
公開カタログリストから、公開を中止する(使用不可にする)カタログを選択します。
「公開を中止」をクリックします。
ユーザーがそのカタログに接続している場合は、警告のダイアログボックスが表示されます。 ここで、カタログが閉じるまでの待ち時間を分単位で入力できます。
接続中のユーザーにはカタログがすぐに閉じることを知らせる通知が送られるため、ユーザーはそのカタログに関連する、開いているウインドウと接続を閉じることができます。